広島県広島市に冷凍食品専門店がオープンしました。
店内には冷凍食品の自販機が10台設置されており、様々な食品を手軽に購入できます。
店内には電子レンジもあるため、商品購入後に温めればすぐに食事を楽しめるといったメリットも得られるでしょう。
ここでは、新たにオープンした冷凍食品専門店のフリーズプリーズの詳細を解説します。
冷凍食品自販機の魅力と現在抱える課題、今後課題を解決するためにできることもお教えします。
バリエーション豊富!自販機の冷凍食品専門店がオープン
広島市にオープンした冷凍食品専門店「フリーズプリーズ」は、店外・店内に冷凍自販機を10台設置している店舗です。
冷凍食品を専門に取り扱うこの店舗にはどのような魅力があるのかを見ていきましょう。
高級食材からおかずになる一品まで勢揃い
フリーズプリーズでは広島県以外で知名度の高いグルメから、キャビアなどの高級食材まで購入できます。
牛タンや餃子、エビチリといった一品料理も展開されているため、夕食のおかずに困った際に活用できます。
うどんや天丼もあるので、子供から高齢者まで食べられるものが揃っている点も魅力です。
おかずの他にお米も販売されているので、夕食に必要なものすべてを冷凍自販機で揃えられると評判です。
主食以外の食材には、高級ブドウなども販売されています。
子供用にフルーツを求めるユーザーも一定数いるため、幅広い客層から需要を集めているのです。
今後は建設・災害現場への普及が目標
フリーズプリーズは今後、災害現場や建設現場に設置することを目標としています。
店舗オーナーである井手口耕三さんは、「コロナ禍によって外食が減った状況で、冷凍食品の技術変化を活用して事業を行おうと思った」と話しています。
建設現場や災害現場では同じ種類の弁当が出されることを目にしたことをきっかけに、ゆくゆくは建設現場や災害現場への設置も検討しているのです。
冷凍食品自販機を設置すれば1人1人がその日の気分に合わせて自由に食事を選ぶことが可能です。状況を問わず誰もが気分に合った食事を口にできる状況を作ることが目標だと話しています。
普及が期待される冷凍食品専門店の利点と課題
冷凍食品専門店は幅広い地域への普及が期待されています。
普及が進めば購入者はもちろん、店舗オーナーも様々なメリットが得られるため、冷凍自販機事業を検討している方は前向きに考えてみてください。
ここでは、冷凍自販機店舗の利点について解説します。
店舗が抱える課題もあるため、そちらも併せて確認してください。
利点①:調理環境が不要
冷凍食品専門店には電子レンジがあるため、調理環境のない場所でもすぐにご飯を食べられることは大きな利点です。
1から食事を作る場合、包丁や鍋といった調理器具が必要になります。
キッチン環境が整っている場所であれば問題ないものの、何らかの問題でキッチンが使えない場合は食事を作れません。
また、建設現場や災害現場ではキッチン環境を用意することが難しいため、すぐに食べられる食事を用意する必要があります。
フリーズプリーズは店内に2台の電子レンジを設置しているため、その場で調理可能です。
これから冷凍食品事業に進出する予定の方は、キッチン環境がなくとも食事を用意できる設備を整えておきましょう。
利点②:他県のグルメを楽しめる
冷凍食品専門店には様々な地域のグルメが揃っているため、他の地域の特産品も手に入りやすくなります。
他県のグルメは現地に出向かなければ手に入りません。
冷凍食品にしている地域の特産品を集めれば、他県のグルメを好む方から大きな需要を得られます。
遠方の特産品は手に入りにくいため、さらなる利益を望めます。
店舗を設置する際は、定番メニューを揃えた自販機だけでなく、特産品を専門に揃えたものも用意してみてはいかがでしょうか。
課題:飲食スペースの確保が必要
現在の冷凍食品専門店が抱える課題として、飲食スペースが挙げられます。
電子レンジが設定されていればその場で調理できるため、食べることも可能です。
食事スペースがなければせっかく温めても持って帰らざるを得ません。
店内に飲食スペースを確保しておけば、購入から食事までを店舗内で済ませられます。
幅広い層からの需要を望めるため、店舗利益の拡大も期待できるでしょう。
飲食スペースを確保する際は感染症対策を行うことも必須です。
対策をきちんと済ませておけば、誰もが安心して冷凍食品を食べられます。
冷凍食品専門店が迎える今後の展望
冷凍食品専門店は今後多く普及していくことが予測されます。
同じ特徴を持つ店舗のみを普及させても、競合に負けてしまうでしょう。
そのため、競合に負けない自社だけの魅力を追求しなければなりません。
ここからは、冷凍食品専門店が迎える今後の展望について解説します。
複合施設とのコラボ
飲食スペースの確保が難しいと悩む方は、複合施設とのコラボを検討してみてください。
飲食スペースは店内にある程度の広さがなければ設置できません。
設置できたとしても、様々な対策が必要になるためコストもかかるでしょう。
複合施設とコラボすれば、施設内にある飲食スペースを借りられます。
フードコートのある施設なら受け入れ可能かもしれませんので、設置を考えているエリアにある複合施設と交渉してみてください。
複合施設には数多くの方が訪れるため、自販機を設置すれば幅広い層の目にとまります。
利益の拡大も期待できるので、いくつものメリットを得られるでしょう。
海外グルメを扱った冷凍自販機の登場
冷凍食品専門店は今後競合が増えていくことが予想されるため、海外グルメを受注していくことも検討しましょう。
現在展開されている店舗の大半は、おかずやおつまみといった定番メニューを取り扱っています。
中には地域別の特産品を揃えた地域グルメ専門の自販機もあるでしょう。
日本で手に入る冷凍食品は競合店舗も注文する可能性が高いため、オリジナリティがありません。
競合店に打ち勝つには、自社独自のアイデアを取り入れることが大切です。
海外グルメを取り扱う店舗はさほど多くないため、海外で話題になっている食品が冷凍になっていないかを確認してみてください。
自社だけの魅力を備えた自販機を展開できます。
需要に合った商品展開がカギ
店舗展開後は、商品の売れ行きや利用する客層に合わせて商品を選定し直しましょう。
冷凍食品は幅広い層が利用する便利なアイテムです。
感染症が流行っていて外食しづらい時期などに需要が高まります。
需要の高いアイテムではありますが、ラインナップが客層に適していないと高い利益は望めません。
客足が遠のき、競合店に流れてしまう恐れもあるので注意が必要です。
自販機には定番メニューから各地の特産品、お米やデザートなど豊富な商品を取り入れましょう。
店舗展開後にどういった商品が売れているかを確認し、売れ行きが悪いものは別商品と入れ替えることがおすすめです。
幅広い冷凍食品を販売したいなら味チョクへ!
冷凍食品専門店は購入から調理までを一貫して行えるため、キッチン環境がない方でも手軽においしいご飯を食べられます。
その日の気分に合わせてメニューを選べるため、毎日違う味を楽しめることも魅力です。
高い需要が期待できる一方で、飲食スペースの確保といった課題もあります。
この点は複合施設とのコラボによって解決できる可能性が高いため、飲食スペースの設置が難しい場合は最寄りの施設へ相談してみてください。
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