冷凍自販機で〇〇が販売できる時代!冷凍食品販売を行うなかで失敗しない商品選びとは【冷凍食品】

冷凍技術の進化により、ラーメンやスイーツだけではなくさまざまな食材の販売が可能な冷凍自販機。

実際に導入する際にはどんなメリットがあるのか、また商品選びではどんなことを注意すればよいのか、それぞれ詳しくご紹介いたします。

冷凍自販機で食品を販売するメリット

無人販売所やセルフレジを導入する店舗とは異なり、冷凍自販機は省スペース・省コストで運営ができるメリットを持ちます。

新たな販売経路を模索されている方は、冷凍自販機のメリットからどんな商品を販売するか考えてみてはいかがでしょう。

省スペースで運営できる

冷凍自販機の大きさは、横幅約1m・奥行約83cm、高さ約1.8mです。

ちなみに一般的な自販機の奥行は約74cm前後と、その差は10cm。

したがって、元々自販機があった場所や、自販機が置けるようなスペースさえあれば、冷凍自販機による販売が可能です。

また、冷凍自販機は購入者が購入したい=食べたいという時に購入できるのが特徴です。

したがって、冷凍自販機から半径1km以内に飲食店が少ない場合、販売する商品次第では商圏内の売上を独り占めできる可能性もあるでしょう。

わずかなスペースでも、一つのお店として計画を立てながら展開できるのは冷凍自販機が持つ面白いところです。

省コストで運営できる

冷凍自販機のコストは、毎月の電気代と商品を仕入れるお金だけです。

商品が24時間販売できる中でスタッフの人件費がかからない、というのは冷凍自販機の大きな特徴と言えるでしょう。

冷凍自販機で発生する毎月の電気代はおよそ6,000~8,000円です。

真夏のような猛暑日であっても10,000円前後で収まるため、省コストで運用することができます。

マルチストック式で商品形状と問わない

冷凍自販機は通常の自販機とは異なり、さまざまな商品形状でも補充ができるマルチストック方式を採用しています。

したがって、扱う商品が異なる場合であっても、同じ自販機を用いて販売することが可能です。

冷凍自販機に陳列可能なサイズは、中央部分に設置する間仕切りの有無によっても異なります。

間仕切りを付けた場合・・・シングルサイズ(幅120㎜×奥行170㎜×高さ45㎜)
間仕切りを付けない場合・・・ツインサイズ(幅220㎜×奥行170㎜×高さ50㎜)

オリジナルラッピングが出来る

一般的な自販機同様、冷凍自販機もお店独自のオリジナルラッピングが可能です。

販売する商品の調理済み写真や、メニューを連想させるデザインなどを活用すると、街中でも注目を集めやすくなります。

冷凍自販機は、いわば看板と店舗が一体化したような販売スタイルです。

したがって、見た目の部分でも特徴や魅力を発信しなければ集客に繋がりません。

ほかに負けないオリジナリティあふれる冷凍自販機をつくるためにも、オリジナルラッピングを活用するのがおすすめです。

低コストでデザインのある自販機にしたい方は、ステッカー(シール)を用いたラッピングでオリジナリティを出してみてはいかがでしょう。

味チョクでは、ど冷えもんの側面部分や前面に貼り付け出来るステッカーも提供しております。

取り扱えられる商品の種類が豊富

餃子やラーメンといった中華料理からうな重・唐揚げと、冷凍自販機で販売できる商品は多岐にわたります。

近年は急速冷凍機の技術も進化し、高級すしといったこれまで冷凍食品にすることが不可能と言われていたメニューも販売できるようになりました。

また、本来なら当日中に食べなくてはいけない食品であっても、冷凍することで長期間販売できるというのは、販売する側として大きなメリットの一つです。

飲食店経営でありがちな食品ロスのリスクも軽減できるほか、消費期限による値下げ販売といった利益ロスも最小に収めることができます。

既存店舗の販路拡大が出来る

直営機として自社で販売・製造した商品を24時間販売できるのも、冷凍自販機が持つメリットの一つです。

これまで営業時間内に購入できない方に対しても提供ができるため、新たな販売経路拡大に繋がるでしょう。

また、お店や製造場所の前に設置するだけではなく、主要道路沿いや一目につきやすい場所に直営機を設置することで、既存店舗の認知度を高める効果があります。

看板を一つ置くような感覚で、自社商品が並んだ冷凍自販機を設置する、という販売戦略を取り入れるのも面白いでしょう。

冷凍自販機商品選びで失敗しないポイント

販売できるアイテムが多い冷凍自販機だからこそ、取り扱う商品選びは慎重に行わなければいけません。

注目度の高い商品や集客が見込めるアイテムなど、さまざまな方向にアンテナを広げることで失敗しない商品選びに繋がります。

Twitterや口コミで人気の商品を販売する

実際に冷凍自販機を利用した人の口コミから、どんな商品にニーズがあるのか紐解くことができます。

注目度は発信するインフルエンサーによって異なりますが、Twitterであれば10,000人以上、TikTokであれば1,000以上のフォロワーを持つ人物であれば、商品に対する注目度が期待できます。

これから新たなジャンルの商品を販売する際には「地域名+商品ジャンル+自販機」で検索してみましょう。

Youtuberで話題の商品を取り扱う

スマートフォンの普及により、Youtubeを見る人口は年々増えつつあります。

10万件以上の視聴回数があるインフルエンサーの動画であれば継続的な影響力を持つため、今後販売する商品を決める際にも参考にするとよいでしょう。

購入から実食した動画の場合、実際の味や値段に対する率直な感想も聞けるため、販売側にとっても貴重な情報源になります。

商品の販売回転率を高めるためにも、テレビだけではなくYoutubeにもアンテナを張り巡らすようにしましょう。

知名度のある飲食店の商品を取り扱う

商品の知名度は、取り扱う冷凍自販機の注目度にも直結する大切なポイントです。

商品名だけではなくお店の名前を聞いただけで「あぁ、あのお店ね」と言ってもらえるようなメニューを取り揃えると、新たな冷凍自販機を設置する際に失敗する可能性も低くなるでしょう。

また、地元で人気のある飲食店のメニューを、冷凍自動販売機で提供するというのも一つの方法でしょう。

大手飲食店と比べると認知度は劣りますが、お店に通う熱狂的なファンが定期的に購入する可能性を持つためです。

今はまだ知名度が高くないものであっても、今後注目を集める可能性を秘めた商品であれば、商圏内の顧客を独り占めするチャンスにも繋がります。

販売エリアや年齢層を考慮する

オフィス街と住宅地では、同じ冷凍自販機を設置しても売れる商品が異なります。

オフィス街の場合、ランチ時にすぐ温めて食べられるような、おひとり様メニューが人気です。

反対に、住宅地で購入される商品では、夕食時に家族で楽しめるようなメニューに注目が集まります。

このように、設置するエリアによって販売するメニューの種類やサイズを決めてみるとよいでしょう。

また、販売するエリアで生活する年齢層によっても、商品の需要が変わります。

高齢者が多く住む場所でこってりとしたラーメンや揚げ物といったメニューを販売しても、毎日の利用とまではいかないでしょう。

反対に、若者が多く出入りする地域で、高齢者向けのお弁当を販売しても注目は集まりません。

冷凍自販機を設置する商圏内にはどんな飲食店があるのか、ライバルとなる冷凍自販機では何を扱っているのか調べることで、そのエリア内における需要も見えてくるでしょう。

商品価格帯の幅を設ける

冷凍自販機を設置する際、販売価格を統一したほうが見栄えはよく映ります。

ですが、より多くの人に購入してもらうためにも、取り扱う商品の価格帯にはある程度の幅を設けたほうがよいでしょう。

例えば、韓国料理を取り扱う冷凍自販機の場合、歩きながらでも手軽に食べられるワンコインメニューから、家族みんなで食べられるような3,000円程度高級メニューを並べることで、利用者が「今日は何を食べようか」と楽しみながら選ぶことができます。

焼肉メニューを取り扱う際には、ホルモンやカルビといった食材ごとで金額の幅を設け、いつでも好きなものだけ購入できるような形を取るのが、リピーター獲得にも繋がります。

季節感のある商品を揃える

日頃から見慣れた冷凍自販機でも、季節にあった商品が並んでいれば改めて知ってもらえるチャンスにも繋がります。

商品の入れ替えは少々手間ですが、ライバルの自販機がいつも同じ商品を販売している場合、差別化にも繋がるため効果的です。

例えばスイーツの冷凍自販機を設置する場合、夏場は自然解凍でも食べられるような、冷えて美味しいメニューを取り扱ってみてはいかがでしょう。

反対に、冬場はレンジで温めて食べるホットメニューを増やす、というのも一つの方法です。

人気の冷凍自販機メニュー3選

これから冷凍自販機の設置を計画されている方向けに、リピーターから安定した人気のあるメニューを3つ厳選しました。

どれも競合が多いものばかりですが、設置するエリアによっては安定した売上に繋がるものばかりです。

ラーメン

冷凍自販機が一躍有名になった理由として、人気ラーメン店の参入が大きく関係しています。

これまでの冷蔵自販機とは異なり、麺とスープと一緒に具材も販売できるため、自宅でもお店と同じ味が楽しめると話題になりました。

ラーメンは他の料理と比べて味のバリエーションも多く、毎月新たなお店のメニューが軒を連ねます。

そのため、今はどんな味やジャンルが人気なのか、SNSなどから見つけ出すというのも売上増加のポイントに繋がるでしょう。

韓国料理

女性や若者を中心に注目を集めているのが、韓国料理の自動販売機です。

近年の韓国ブームにより、都心を中心に設置台数が急増しています。

一般的な冷凍食品とは異なり、辛くて美味しい本場韓国料理店のメニューを自宅で食べられる、というのは冷凍自販機ならではの特徴です。

特に、設置場所から1駅以内のエリアに韓国料理店がない場合、学生を中心にSNSでも注目を集めるチャンスがあります。

スイーツ

ケーキやクリーム大福といったスイーツは、SNS映えしやすいこともあり若者から人気のメニューです。

最近では、バスクチーズケーキやバームクーヘンといった大き目サイズのスイーツも注目を集めています。

冷凍自販機で販売するスイーツの多くは自然解凍で食べるものになるため、お土産として選ばれる方も少なくありません。

そのため、毎月目新しいメニューや人気和菓子・洋菓子店のメニューを取り揃えるなど、常に注目を集められるような商品選びをすることが、継続的な集客に繋がります。

2022年に話題を集めた冷凍自販機食品3選

握り寿司

テレビでも注目を集めたメニューの一つに、日本が誇る握り寿司があります。

都内にある高級寿司屋のお寿司を、いつでも自宅で食べられる、というものです。

ネタは中トロやエビ、白身魚など多種多様で、お店で食べるものと遜色もないと評判。

お値段は少々お高めですが、高級冷凍自動販売機として売り出すのも面白いでしょう。

ペアリングとして、酒屋やスーパーなどお酒の販売があるお店の近くで展開すると、注目度や購入頻度が高まりそうです。

うなぎのかば焼き

お寿司と同じく日本を代表する料理の一つ、うなぎのかば焼きも冷凍技術が進化しています。

これまではかば焼き単品での販売が主でしたが、現在ではうな重という形で展開される自販機も登場しました。

冷凍自販機のメニュー選びにお困りなら味チョクへ!

冷凍自販機は2022年現在で日本全国5,000台以上の設置が進み、食品業界でも注目のビジネスです。

省スペース・省コストで商品ロスがないものだからこそ、商圏にあったニーズやSNSの情報に対して敏感になるなど、失敗しない食品選びを行えるようにしましょう。

味チョクでは、自販機食品専門の卸サイトとして、さまざまなジャンルのメニューを取り揃えています。

日本全国のバイヤーにより食品の数は日々増え続けるなど、サービスを利用される方にとっては常に新たなメニューとの出会いもご期待いただけます。

冷凍自販機をこれから設置したいけどメニューが決まらない、そんなかたは味チョクをご利用ください。

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