グルメ情報があふれる昨今、お店の味をもっと広めるいい方法はないかと悩んでいる店舗オーナーも多いのではないでしょうか。
そこでおすすめなのが冷凍自販機の導入です。
今、地方の名物や行列店の料理が手軽に入手できる冷凍自販機に世間の注目が集まっています。
本記事では、近畿各地の名物グルメを解説します。後半では同地方で冷凍自販機を導入して話題を呼んだ事例を3つご紹介します。
近畿地方の魅力的な名物を紹介
ここでは近畿地方の魅力的な名物グルメを滋賀、京都、奈良、大阪、兵庫の5エリアに分けて紹介します。
滋賀県
滋賀県の名物グルメといえば、焼鯖そうめん、近江牛、そして長浜の鴨鍋です。
焼鯖そうめんは、香ばしく焼いた鯖を甘辛く煮て、中にそうめんを入れて作る鯖の風味とうまみが楽しめる郷土料理です。
発祥の地である長浜は昔、鯖街道と呼ばれる魚介の搬入ルートであったことから焼鯖そうめんが生まれたと言われています。
近江牛は松坂牛、神戸牛と並ぶ日本三大和牛の1つです。
きめの細かい霜降り肉と溶けるようなやわらかい食感が特徴で、滋賀だけでなく全国の高級焼肉店や鉄板焼きレストランでも扱われています。
鴨鍋とは、狩猟期間に獲った真鴨を葱やせりなど野菜と一緒に煮込んだ鍋料理です。
昔、琵琶湖内に降り立った真鴨を狩猟して鍋にしていたことから、滋賀では鴨鍋が名物となりました。
京都府
京都府の名物グルメといえば、麺屋極鶏の鶏だく、伊根ブリ、京ゆばです。
麺屋極鶏の鶏だくとは、京都府でも屈指の人気を誇るラーメン屋の名物です。
レンゲが立つと言われるほど濃厚なスープが特徴で、連日行列が絶えません。
京都市の一乗寺にお店を構えていますが、大阪駅内や京都ヨドバシに冷凍自販機も導入しています。
伊根ブリは、日本三大鰤漁場である京都府伊根町の代表的な海産物です。
秋から冬にかけて北海道から南下してくるブリは、伊根町近海にくる頃が一番成長して脂が乗っているといわれています。
京ゆばとは、上質な水と大豆に恵まれた京都で作られる特有の豆腐加工食品です。
鎌倉時代が発祥と言われ、大昔は公家や寺院など位の高い人しか食べられない高級食品でした。
京都にはゆば料理のフルコースや懐石があるほど浸透している食品です。
奈良県
奈良県を代表する名物グルメは、柿の葉寿司、茶粥、そして奈良漬が有名です。
柿の葉寿司とは、しめ鯖を乗せた酢飯を柿の葉で包んだ伝統的な押し寿司です。
柿の葉の青々しい香りと鯖のうまみを楽しめる一品で、食べる直前に表面を炙ると鯖の香りが引き立ちます。
茶粥は、水の代わりに番茶やほうじ茶で作るお粥です。
現地ではおかいさんと呼ばれ親しまれています。
もともとは食事のかさ増しとして扱われる料理でしたが、現代では梅干しや奈良漬などさまざまな薬味と一緒にいただく立派なグルメです。
奈良漬とは、塩漬けした野菜を酒粕に長期間漬けて作る奈良伝統の漬物です。
短くても半年、中には5年以上漬けているものもあります。
使う野菜はさまざまで、きゅうりや白瓜はもちろん、れんこんや椎茸など変わり種の奈良漬も存在します。
大阪府
大阪の名物といえば、たこ焼き、串カツ、そして肉吸いです。
たこ焼きとは、水で溶いた小麦生地に揚げ玉や紅生姜、ぶつ切りのタコを入れて球形に焼き上げる大阪の郷土料理です。
現代ではソース、青のり、鰹節のトッピングが一般的ですが、元祖のたこ焼きは醤油をかけて食べるスタイルだったそうです。
串カツは野菜、肉、海鮮に串を刺し、パン粉衣をまぶして揚げる料理です。
揚げたてを卓上のソースに浸して食べますが、ソースは他のお客と共有します。
2度漬け禁止は関西人なら誰もが知っている鉄則のルールです。
肉吸いとはうどん抜きの肉うどん、つまり牛肉のお吸い物です。
1980年後半、吉本新喜劇の俳優が二日酔い覚ましとして肉うどんをうどん抜きで注文したことが由来と言われています。
兵庫県
兵庫県の名物グルメといえば、明石焼き、松葉蟹、そしていかなご釘煮です。
明石焼きとは、卵と浮き粉を溶いた小麦生地に、ぶつ切りのたこを入れて焼く兵庫県明石の郷土料理です。
大阪のたこ焼きに姿が似ていますが、明石焼きでは焼いた生地をだし汁に漬けるお茶漬けに近いスタイルで食します。
松葉蟹は、兵庫県北部の城崎、香住の近海で獲れるズワイガニの名称です。
温泉街としても有名な城崎では蟹と温泉を楽しむ旅行プランも多く、冬場は松葉蟹と温泉目当ての観光客で賑わいます。
いかなご釘煮とは、生のいかなごの稚魚を醤油、ザラメ、生姜で甘辛く煮た兵庫県南部の郷土料理です。
料理の仕上がりが曲がった釘に似ていることから釘煮と呼ばれます。
現地では、ご飯のお供や酒のおつまみとして人気のある1品です。
近畿地方の冷凍自販機最新情報
ここでは近畿地方にある冷凍自販機を3つ紹介します。
グルメな名物が多い近畿圏では、ユニークな冷凍自販機を設置して話題を集めた事例が数多く存在します。
冷食万博~グルメ’expo365~
冷食万博〜グルメ’expo365〜は、世界の食がおうちで楽しめるがコンセプトの大阪市内にある冷凍自販機専門の無人店舗です。
高級チョコレートの訳あり品や台湾の有名店小籠包など、バラエティに富んだ国内外のユニークなグルメ商品を取り扱っています。
当たれば購入金額以上のお得なグルメ商品が当たるガチャ形式の冷凍自販機も、本店舗の魅力です。
独創性とユニークさから、テレビ取材やYuotubeの動画で取り上げられるなど、大きな話題となりました。
遊びの要素を加えつつ本格グルメを手軽に購入できる、関西らしいユニークな冷凍自販機の事例です。
兵庫県の名物を自販機で味わえる!
東京都大田区にあるベントーツアーズと呼ばれる冷凍自販機では、兵庫の名産を使ったお弁当が自販機で手に入ります。
瀬戸内のアナゴや但馬牛など、兵庫各地の名産がレンジで温めるだけで楽しめる自販機です。
本自販機は駅弁製造会社のまねき食品と、業務用麺類製造会社の丸山製麺のコラボによって生み出されました。
名物料理の鮮度や美味しさをそのままに、まるで現地で食べたかのような旅行の擬似体験を味わえる冷凍自販機の事例です。
京都府の肉ガチャ冷凍自販機
肉ガチャ冷凍自販機は、京都と滋賀の精肉店である、お肉のスーパーやまむらが手がける近江牛肉専門の冷凍自動販売機です。
1回2,000円で最大1万円相当の近江牛ステーキ肉や3,800円相当の特選カルビが当たるなど、運がよければお得に高級肉が手に入ります。
外れた場合でもでてくるお肉は全て近江牛、大きく損をすることはありません。
肉ガチャは京都、滋賀、大阪の3県に展開しており、2022年12月時点の設置台数は80台にのぼります。
なにが当たるか分からない楽しさと、格安で近江牛が手に入るお得さから、人気を獲得した事例です。
近畿地方の名物を自販機で販売したいなら味チョクへ!
冷凍自販機の浸透によって、これからの時代は地方の名物や名店の味を自宅でも楽しめる時代に突入します。
まだまだ参入の少ないジャンルである以上、上記の例のように知名度の向上や販売数アップが見込めるチャンスは十分です。
時代の波に取り残されそうと不安な飲食店や、来客数が伸び悩んでいる地方の販売店にこそ、冷凍自販機の設置は好機となることでしょう。
ぜひこの機会に味チョクの冷凍自販機商品を検討してみてはいかがでしょうか。
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