ど冷えもん導入にかかる価格はいくら?販売できる商品の価格帯や売れ筋も紹介【冷凍食品】

冷凍自動販売機ど冷えもんの導入を検討しようと思うと、気になるのはその初期費用です。

ど冷えもんをそのまま購入するのか、リースで契約するのかによっても価格は大きく変わってきます。

今回はそのど冷えもんの導入を検討している方向けに、導入時の価格やランニングコスト、ど冷えもんを通して売れる商品についてご紹介していきます。

「ど冷えもん」の価格はいくら?

ど冷えもんは直接購入して自分で所有することが可能です。

付いている機能やラッピングオプションによっても変動しますが、購入すると概ね200万円程度かかります。

購入が難しい場合はリース契約も可能です。

自分にとって管理しやすい方法を検討するのが良いでしょう。

購入する場合

ど冷えもんの価格は通常タイプのもので200万円程度です。

冷凍専用の標準タイプから、冷蔵・冷凍の切り替えが可能など冷えもんNEO、薄型のど冷えもんSLIMに室内専用のど冷えもんMODULERが存在します。

それぞれの価格は公式サイトでは公開されておらず、見積もりが必要ですが、標準タイプで200万円程度の価格です。

購入してしまえばその後は自分で所有することになりますので、維持や管理も徹底して行える環境が必要となります。

稼げるど冷えもんにするのか、ただ設置するだけにしてしまうのかは、オーナー様の腕次第です。

リース契約時の場合

リース契約の場合、契約する企業や設置場所、期間によって料金が異なり、同じ期間であっても大きく価格が変わってきます。

一部の企業例ですが、電子マネー決済のオプションをつけて月額47,547円で契約できるリース会社もあります。

自分で冷凍自動販売機の購入が難しい方や、初期費用はなるべく抑えたい方にはリース契約も良い方法です。

リース契約をする会社によって取り扱っているど冷えもんの種類も異なりますので、取り扱いできる商品も変わってきます。

価格や導入できる食品についてはリース会社に確認するようにしましょう。

オプション導入時の費用

オプション機能とは、キャッシュレス決済の端末や売上計上用のプリンターなどです。

設置する場所によってはレシートのプリンターも必要ですので、複数のオプションを付けなければならない場合もあります。

これらのオプションの料金は、設置するど冷えもんの種類や付けるオプションの個数によっても変わってきます。

そのため正確に金額を出すことはできませんが、数万円以上するのは確かです。

購入する場合はこれらも同時に購入する必要がありますので、可能な限りオプションを付けて便利にしたいのであれば、リースのほうが安く済みます。

毎月かかるランニングコスト

ど冷えもんを実際に設置する場合、毎月かかる電気料金は通常6,000円から7,000円、夏場の暑い時期でも9,000円程度です。

リース契約の場合、そこにさらに月額の契約料金などが上乗せされますので、通常のど冷えもんの利用でプラス5万円前後と言えます。

ど冷えもんの法定耐用年数は5年ですので、自身で購入すべきか、リース契約をするのか、どの程度の期間設置するのかなども考えて検討しましょう。

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「ど冷えもん」導入の価格を抑えるには

ど冷えもんを購入しようとすると、通常版のものでも200万円はします。

初期費用をかけずにど冷えもんの導入をしたいのなら、初期費用が0円で月額定額のリース契約がおすすめです。

もう利用しなくなった中古のど冷えもんを購入したり、補助金を利用することで安く手に入れたりすることも可能です。

リースで契約する

リース契約とは、月額の定額金を支払えば、初期費用が安く済む、または無料でど冷えもんの導入ができる契約です。

契約内容によっては初期費用が必要とされることが多いですが、味チョクのように初期費用をかけずに対応できる場所も多く存在しています。

自分で購入すると高くなってしまうオプションの導入も含めての金額なので、導入年数によっては自己負担額を少なくすることが可能です。

初期の導入費用を抑えたい人向けの代表的な方法ともいえます。

補助金・助成金を活用する

ど冷えもんの設置は事業再構築補助金の補助対象となります。

現在この補助金が使われる多くの事例は、冷凍自販機の設置のみではなく他事業と組み合わせて事業再構築をするための利用が目立ちます。

飲食店がデリバリーやテイクアウトのために設置したり、ECで販路を拡大したり、ゴーストレストランに導入したりといった具合です。

ほかにも小規模企業持続化補助金や、ものづくり補助金もど冷えもんの導入対象になっていますので、こうした補助金も利用してみましょう。

中古の「ど冷えもん」を購入する

できるだけ初期費用を抑える方法として有効なのが、中古のど冷えもんの購入です。

ど冷えもんは新品であれば200万程度になりますが、中古であればその半額の100万程度で購入できます。

もちろんオプションの有無や状態、ラッピング、ど冷えもんのタイプによっても大きく異なりますが、いずれにしても新品よりは低価格です。

新品にこだわらず、しっかり動作すれば中古でもいいと考えているのなら、中古のど冷えもんを導入するのもおすすめです。

「ど冷えもん」の主な商品と価格帯

ど冷えもんには和食や洋食といった基本的なメニューのほか、フレンチやスイーツといったものも導入が可能です。

実際に導入できる品数は非常に多く、ご当地の特産品や近隣商業施設の雰囲気にあわせて食べやすいものなど選びやすくなっています。

実際に取り扱える商品についてご紹介していきます。

和食メニュー

ど冷えもんには丼ものメニューから煮魚、焼き鳥といったおつまみメニュー、いなり寿司などのラインナップがあります。

鰻のかば焼きも導入できますので、土用の丑の日にあわせて入荷するのもいいでしょう。

高価な和食だと1,000円前後の本格的なものもありますが、500円でリーズナブルなものも購入可能です。

バランスよく導入することで、購入者の選択肢が増えます。

洋食メニュー

洋食メニューはピザやハンバーグといったお子さまにも人気のメニューから、シチューやコロッケといった定番メニューも取り扱えます。

フライドポテトといったホットスナックのようなものなら、アミューズメント施設で人気ですのでおすすめです。

いずれも価格帯は500円から数千円と物によって変動します。

家族で食べられる大皿系になると、価格設定は2,000円程度です。

中華メニュー

本格的なチャーハンから小籠包、人気餃子店の餃子など、中華もバラエティーに富んでいます。

これらのメニューも、物によって価格は変わってきます。

ワンコインの500円のものや、大人数で食べられる大容量の2,000円から3,000円程度の価格のものなど、バラエティーに富んでいるので設置場所によって内容を考慮するのがいいでしょう。

フレンチ

本格フレンチもど冷えもんに設置することが可能です。

コンフィやワイン煮といった本格フレンチを、ハイクオリティの冷凍食品で提供しています。

キャビアなどの高価なものになってくると、金額は5,000円を超えることもあり、物珍しさが魅力的です。

スイーツ

本来なら当日賞味期限のケーキやワッフル、ドーナツやクッキーなども、ど冷えもんで購入することが可能です。

単価は物にもよりますが、800円から1,000円程度と大容量のものが多く、ファミリー層や友だち同士の利用をターゲットにできます。

学生の多い場所や、主婦や子ども達が多い場所に設置すると、顧客の購入も安定します。

「ど冷えもん」で購入されやすい価格帯とは

ど冷えもんに設置できる食事は、和食、洋食、中華、フレンチとバラエティーに富んでいます。

価格帯はピンからキリまでありますが、どの価格帯にも購入される理由があり、需要がしっかりあるのは注目ポイントです。

設置する場所によって顧客のお財布事情や、購入する需要も変わってきますので、設置する場所の人たちが何を求めているのか観察するのが大切です。

ある程度価格が高くても、その層に刺さる商品なら安定して購入されます。

500円商品(ワンコイングルメ)

500円の商品の多くは、一人で手軽に食べられるワンコイングルメが主力商品です。

この価格は購入されやすく、学生や会社勤めの人たちに人気の価格帯です。

普段から手軽に利用できる金額なので、ど冷えもんをあまり見ない人も軽い気持ちで試せるでしょう。

食事以外にもお茶菓子として使えるカップケーキや、ちょっとした息抜きに食べられるカットのケーキなども人気です。

この価格帯は購入されやすい金額ですので、こうした商品を必要としている人たちにしっかり届くように、設置場所や外装を考える必要があります。

1,000円商品

1,000円の商品はボリュームのある食事を取りたいと思っている人に人気です。

成人男性は丼物やラーメンといったボリュームがあり、満足感の得られる食事を必要とします。

こういった食事の需要が多く、力仕事のあるような現場付近であれば、1,000円の価格帯の食事は人気があります。

ワンコインをいくつも買うのではなく、1品で済むのも、この1,000円商品の魅力です。

ラーメン自販機は一定の需要がありますので、多めの食事を必要にしている方がいるエリアに設置すると良いでしょう。

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2,000円商品

2,000円商品は家族で食べられる大皿系のメニューをはじめ、高価な本格フレンチメニューが主力商品です。

こうした商品は2,000円の価格でも一定の需要があるので、高額商品であっても人気があります。

2,000円商品の強みは大皿系ですので、家族で食べやすい、大人数で食べやすい商品の導入がおすすめです。

ファミリー層を狙うなら住宅街やマンションの近くなど、家族で利用しやすい立地の設置を意識しましょう。

フレンチメニューなどの場合、そうした商品を好む人が多い場所を選んで設置すると、2,000円商品をコンスタントに販売することが可能です。

5,000円商品

5,000円商品ともなると、1回の金額が非常に高くなります。

こうした商品はふぐ鍋や和牛、キャビアなどの高級食材が主流となっており、自販機のパッケージもラグジュアリーな雰囲気にすると良いでしょう。

高級感のあるごちそう商材は、高級であるだけではなく、その珍しさからSNSでも注目されやすくなります。

ほかの商材と比較すると頻度は低くなりますが、こうしたご馳走商材も一定の需要があるので、ユーザーの心を掴めるようなラッピングも重要です。

5,000円商品はほかの商品と比べて定期的に販売するのは難しいですが、オーナーの腕次第でしっかり売れる商品になっていくでしょう。

こうした高額商品を導入する場合、顧客は領収書を必要としますし、電子マネー決済をしたいと考える方が多いです。

高額商品を取り扱うのなら、ど冷えもんのラッピング以外にもオプションの充実も重要です。

高額商品を導入しても、自販機の使い勝手が悪いと購買意欲が削がれてしまうので、注意が必要になります。

ど冷えもんの導入にお困りの方は味チョクへどうぞ!

ど冷えもんの導入を検討し、どんな商品を入れるべきか悩んでいるのなら、味チョクのご利用がおすすめです。

味チョクは飲食店や食品生産者の主力商品を冷凍にし、ど冷えもんに導入できるようにしています。

商品の入れ替えもしやすく、その地域の需要にあわせて導入する商品を変更できるので、売れない商品をいつまでも置いておく必要がありません。

計画的にど冷えもんの運用をし、リースレンタルや購入したど冷えもんを計画的に稼働させたいのなら、ぜひ味チョクをご利用ください。

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